観葉植物の中でも特に人気のパキラ。
1本部屋にあると部屋の雰囲気もガラッと変わります。
それに部屋に緑があると落ち着きますよね。
部屋に緑があると空気もキレイにしてくれますし、
何より心が落ち着きます。
そんなパキラですが、
パキラは挿し木で増やせるって知っていましたか?
実はパキラは挿し木で簡単に増やせるのです。
パキラの挿し木に適した時期は?
パキラの挿し木に適した時期は、
6月から8月になります。
パキラをこの時期以外に挿し木すると、
失敗してしまう可能性がありますので、
パキラを挿し木にする場合は、
この時期に行うようにしましょう。
パキラの挿し木を用意しよう!!
挿し木に使うパキラは新梢を使います。
新梢は生命力が強いので挿し木の成功率を上げてくれます。
新梢を10cm程度の長さに切り、
葉は1/3程度に切り詰めます。
葉を切り詰めるのは水分の蒸散を抑えるためです。
ここがポイント!!
新梢を10cm程度の長さに切る場合は、
平行に切るのではなく斜めに切るようにします。
これは挿し木にして水に差し2週間程度経ったものです。
少し発根しています。
斜めに切るのは表面積を大きくするためです。
表面積が大きくなると、
それだけパキラの水を吸い上げる力が強くなります。
そして切るときは良く切れる園芸用のハサミを使います。
切れないハサミだとパキラの細胞を壊してしまいます。
細胞が壊れると挿し木の成功率も下がりますので、
良く切れるハサミで斜めに切るようにしましょう。
土で挿し木する方法
パキラを土で挿し木する場合は、
パキラの挿し木を水に2時間から半日程度つけて、
パキラの挿し木に水を充分に吸わせます。
ポットに挿し木用の土を8割程度入れ、
割り箸で穴をあけておきます。
その穴に2時間から半日ほど
水を吸わせたパキラの挿し木をいれ、
挿し木のまわりを軽く抑えます。
そしてたっぷりの水を与えます。
1月程度すれば発根してきます。
ここがポイント!!
挿し木で使う土は必ず挿し木用の土を使うようにします。
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観葉植物用の土は肥料分が入っており、
雑菌などが繁殖している可能性があります。
雑菌などが繁殖していると、
挿し木の根を痛めてしまう恐れがありますので、
挿し木用の土を使うようにしましょう。
水で挿し木する方法
コップに半分程度の水を入れ、
用意したパキラの挿し木を入れます。
すると一月程度で発根してきます。
ここがポイント!!
水で挿し木して失敗する原因のほとんどは、
水質の悪化です。
水質が悪化してしまうと挿し木が腐れてしまいますので、
水質が悪化しないように
2日おきに水を変えるようにします。
水質が悪化しないように、
水質を浄化してくれる作用のある、
ゼオライトなどを使うと水質の悪化を防ぐ事ができます。
このゼオライトは100均などにも売ってあります。
終わりに
観葉植物の中でも人気のパキラは、
挿し木で簡単に増やす事ができます。
パキラの挿し木には新梢を使いますが、
もちろん剪定したあとの枝でも構いません。
新梢の方が成功率が高いというだけで、
剪定した枝でもこのように挿し木する事ができます。
これは剪定した枝を水に差して1月程度経ったものです。
このように剪定した枝でも挿し木できますので、
剪定したあとの枝は捨てずに挿し木にすると、
パキラを増やす事ができます。
パキラの挿し木はそんなに難しくないので、
是非パキラの挿し木にチャレンジしてみて下さいね。