紙コップや丸棒などを使って

工作している時に、

紙コップや丸棒などの

中心に穴を開けたり、

何かを取付けたりした経験はありませんか?


その時、紙コップや丸棒の中心は

どのようにして出しましたか?


適当に目分量でやっていませんでしたか?

私も実際この方法を知るまでは、

目分量でやっていました。


でも、目分量でやると

正確な中心ではないので、

後でバランスなどで

困ったことになってしまう場合があります。


そこで今日は簡単に

紙コップや丸棒などの中心を出す

円の中心の出し方を紹介します。

紙コップや丸棒などの円の中心の出し方!

今回は鯉のぼりを工作した時に、

紙コップの中心を出したので、

その時に使った方法を紹介します。


今回工作に使った紙コップです。

こちらの面では中心を出せないので、

まずは紙コップを逆さにします。


紙コップのこちらの面を使って

紙コップの円の中心を出して行きます。


紙コップの円の中心を出す時に使う道具がコレ。

L型サシに45度の三角定規です。

L型サシがなければ

定規2本でも大丈夫です。


まずは図のように

L型サシを紙コップに当てます。


そしてL型サシの角に

45度の三角定規を合わせます。


そして鉛筆で45度の三角定規にそって

線を引きます。


こんな感じですね。


ちょっとズレたので

2本になっていますが、

濃い方の線が正解です。


そして紙コップの向きを変え、

同じ要領で鉛筆で線を引きます。


このように2本の線が交わったところが

紙コップの円の中心になります。

なぜこの円の中心を出す方法で紙コップの円の中心が出せるの?

この方法は円の性質を使っています。


円は接線に対して垂線を下ろした時に、

中心点から必ず直角になるという性質があります。


この事から

L型サシと紙コップが接している点は、

紙コップの中心点から直角になります。


紙コップの中心点から

L型サシに接している点に

それぞれ垂線を書きます。


するとそこには正方形が出来ます。

こんな感じですね。


そこに45度の三角定規を当てる事で、

紙コップの円の中心を通る線が書けるのです。


1本の線では紙コップの円の中心は

特定できません。


そこで紙コップの向きを変え、

2本の線を引く事で

紙コップの円の中心を出す事が出来るのです。


今回この円の中心を

出す方法を使って工作したものがコレ。




もうすぐ端午の節句なので

机の上における鯉のぼりを作ってみました。


鯉のぼりを作った様子は

下のリンクから読む事が出来ます。

鯉のぼりの工作!幼児や小学生に大人気の鯉のぼりの簡単な作り方

終わりに

今日は紙コップの円の中心を出す

方法を紹介しました。


工作をしていると

紙コップや丸棒などを使う機会があります。


その時に紙コップや丸棒の

中心が必要になることがあります。


目分量でやると後でどうしても

バランスなどの面で不具合がでてきます。


やはり紙コップや丸棒の中心は

正確に出す必要があるのです。


今回はL型サシを使っていますが、

定規2本でも同じ事ができます。


今日紹介した方法は、

紙コップや丸棒などの他にも

丸いものであれば円の中心を

簡単に出す事ができます。


紙コップや丸棒などの円の中心が

必要な場合は使ってみて下さいね。