今やほとんどの電化製品に
ついているリモコン。

いちいち立っていかなくても、
操作できるので非常に便利です。

でも、ある時リモコンのボタンを押しても、
全く反応なく、
効かない時ってありませんか?

便利なリモコンが使えないと
すごく不便になってしまいます。

そこでここでは
リモコンのボタンが効かない時の
直し方を紹介します。



リモコンのボタンが効かない時の直し方は?

リモコンのボタンが効かない時の直し方は、
リモコンをバラして、
ボタンの裏にアルミテープを貼ることです。

リモコンをバラすと聞くと、
大変そうですが、
そんなに難しいことはありません。

ただ、この方法は、
よく使うボタンだけが効かない時の
直し方になります。

全部のボタンが効かない場合は、
リモコンの基板などの故障になるので、
この方法では修理できません。

それではリモコンが修理できるのか、
確認していきます。

リモコンの電池残量の確認

まずはリモコンの電池残量を確認します。

リモコンのボタンが効かない原因として、
電池切れって結構あります。

電池切れの確認は簡単にできるので、
まずはリモコンの電池を確認しましょう。

リモコンのボタンの確認

次はリモコンのボタンが全部効かないのか?
それとも頻繁に使うボタンだけ効かないのか?
を確認します。

リモコンのボタン全部が効かない場合は、
基板の問題などが考えられるので、
自分で修理するのは難しいでしょう。

この場合はメーカーに修理を依頼するか、
新しくリモコンを購入することになります。

リモコンの頻繁に使うボタンだけ
効かない場合は
自分で修理することが可能です。

リモコンの頻繁に使うボタンだけ効かない原因は?

リモコンの頻繁に使うボタンだけが
効かない場合の原因のほとんどは、
導電ゴムが摩耗して
接触不良を起こしているからです。

リモコンのボタンは、
ボタンを押すことで
導電ゴムが基板の回路に接触し、
電気が流れる仕組みです。

導電ゴムが摩耗してくると、
電気が流れにくくなり、
リモコンのボタンが効かなくなるのです。



リモコンの効かないボタンを修理するときに必要なもの

リモコンの効かないボタンを
修理するときに必要なものは、
ボタンの効かないリモコン、
そしてアルミテープ(100均で可)、
ピンセット、はさみ、精密ドライバー(−)です。

実際にリモコンの効かないボタンを修理している様子

それでは実際に修理してみましょう。
今回は照明器具のリモコンを修理してみます。

まずはリモコンの電池を取り外します。

次にリモコンの横にある溝に、
精密ドライバーを差し込み、
こねるようにして横にスライドさせます。

すると、

このようにリモコンを
開けることができます。

リモコンによっては
ネジ止めされている場合がありますので、
良く確認してから開けるようにして下さい。

リモコンを開けたら基板を取り出します。

下側がリモコンの基板、
そして上側がリモコンのボタンです。
黒い部分が導電ゴムになります。

この導電ゴムの部分に
アルミテープを貼り付けます。

アルミテープを導電ゴムの大きさに
ハサミでカットします。

カットしたアルミテープを
導電ゴムに貼り付けます。

今回はリモコンの効かないボタンが
2つあったので、
2箇所アルミテープを貼ります。

導電ゴムにアルミテープを貼ったら、
こんな感じになります。

良く密着するようにピンセットで
擦り付けておきます。

修理したリモコンのボタンが効くか確認する

リモコンの蓋をする前に
リモコンのボタンが効くのか確認します。

リモコンの基板をもとに戻します。

電池を取り付けボタンを押してみます。

ボタンが効けば、
リモコンの効かないボタンの修理の完了です。
後はリモコンの蓋をして下さい。

ネジ止めではない
リモコンの蓋を開けたときには、
このように傷が入ります。

無理に開けるので
これは我慢するしかありません。

リモコンのボタンが効かない場合は
もう一度アルミテープを確認します。

アルミテープがちゃんと貼ってあり、
リモコンのボタンが効かない場合は、
他の原因が考えられますので、
メーカーに修理を依頼するしかありません。

でも、大抵リモコンのボタンが
効かない場合は、
この方法で直すことができます。



まとめ

今日はリモコンのボタンが効かない時の
直し方を紹介しました。

頻繁に使うリモコンのボタンは、
導電ゴムの減りが早く、
ボタンが効かなくなります。

他のボタンは問題ないので、
リモコンを変えるほどではありません。

そこで今日紹介した方法を使えば、
簡単にそして低コストで
修理することができます。

リモコンのボタンが効かない場合は、
参考にしてみてくださいね。