毎年、この時期になると、
しその実を収穫して、
しその実の塩漬けを作ろう!
と思っています。

でも、去年まではしその実の収穫時期を逃し
収穫したしその実は堅く、
とても食べられたものでは
ありませんでした。

そこで今年はしその実の収穫時期を
逃さないように、
毎日チェックして、
最適の状態で収穫できました。

そして収穫した、しその実を、
塩漬けにしてみました。



しその実の収穫時期は?

しその実

しその実の収穫時期は、
9月の中旬から
10月上旬にかけてになります。

ただ、最近は9月になっても
暑い日が続いたりと、
上で紹介した時期に収穫しても
しその実が硬かったりします。

毎年、これで失敗していました。
そこで今年は失敗しないように、
しその実の収穫時期を
しその実の状態で見分けてみました。

しその実の収穫時期の見分け方は?

しその実の収穫時期の見分け方は、
しその実の状態で判断します。

このようにしその実の先端に、

しその実の収穫時期

花が1〜3つぐらい残っている状態が
しその実の収穫時期です。

この状態でしその実を収穫すると、
あの独特のプチプチとした食感を
楽しむ事ができます。

これより早いとプチプチしないし、
逆に遅ければ堅くて
口の中に残る感じでかなりまずいです。

しその実は毎年、
花が終わってから収穫してたので、
遅かったんですね。

しその実の収穫方法

しその実

しその実の収穫は、
穂の根本から先端の方に、
指でシゴくように収穫します。

最初、しそのみは庭で、
そのまま収穫しようと思っていました。

でも、それだと時間がかかるので、
ハサミでしその実の穂を収穫し、
家の中で穂から実を取る事に変更しました。

これだと椅子に座って、
テレビを見ながら収穫できますからね。

しその実の穂を、

しその実の取り方

このように持って、

しその実の取り方

先端に向かってシゴくように収穫します。

この写真は分かりやすく撮ったので、
穂の根本から収穫していませんが、
収穫するときは根本から取ってくださいね。

しその実を穂からシゴくとき、
かなり汚れるので、
手袋をする事をお勧めします。

今年はしその実の花が、
少し残った状態で収穫したので、
プチプチとした食感を楽しむ事ができます。

今年収穫したしその実は、
塩漬けにしてみました。



しその実の塩漬けの作り方

収穫したしその実

しその実の塩漬けの作り方

  1. 収穫したしその実を水で洗う
  2. 水洗いしたしその実に塩を揉み込む
  3. しその実を熱湯にサッとくぐらせる
  4. ザルにあげ熱と水気を切る
  5. キッチンペーパーで完全に水気をとる
  6. バットに広げ塩を混ぜる
  7. ビンに詰め冷蔵庫で3日寝かせる
  8. 量が多い場合は冷凍する

しその実の塩漬けの作り方
1、収穫したしその実を水で洗う

まずは収穫したしその実を水洗いします。
ボールにそのまま入れると後が大変なので、
目の細かいザルに入れて水洗いすると、
しその実の扱いが楽になります。

しその実の塩漬けの作り方
2、水洗いしたしその実に塩を揉み込む

水洗いしたしその実に塩を揉み込む事で、
しその実のアクをとります。

塩は小さじ1杯ほど使います。
塩を揉み込んだら10分ほど放置します。

しその実の塩漬けの作り方
3、熱湯にくぐらせる

熱湯にくぐらせる事で、
しその実のアクと前の工程の塩を落とし、
しその実の色を鮮やかにする事ができます。

今回は青じその実を使っているので、
鮮やかな緑色になりました。

しその実を熱湯にくぐらせる時間は、
30秒から1分程度です。

しその実の塩漬けの作り方
4、ザルにあげ熱と水気を切る

ザルにあげるときはしその実が
できるだけ重ならないようにします。

そして熱と水分をとります。
大体30分程度で熱と水気は取れます。

しその実の塩漬けの作り方
5、キッチンペーパーで完全に水気をとる

ザルにあげてもしその実の水気は、
完全には取れないので、
キッチンペーパーで完全に水気をとります。

完全に水気を取っていないと、
塩漬けがうまくできないので、
キッチンペーパーを使ってとって下さい。

しその実の塩漬けの作り方
6、バットに広げ塩を混ぜる

しその実に完全に塩が行き渡るように、
しその実をバットに広げ塩を混ぜます。

塩の分量はしその実の重量の
10パーセントです。

塩の分量が多いと塩辛いので
多くても12パーセントまでにします。
今回は10パーセントで作っています。

しその実の塩漬けの作り方
7、ビンにつめ冷蔵庫で3日寝かせる

バットでしその実に塩を混ぜたら、
きれいなビンに詰めます。

しその実をビンに詰めたら、
冷蔵庫で3日寝かせます。
3日経つと食べ頃になります。

しその実の塩漬けの作り方
8、量が多い場合は冷凍する

塩の分量が少ないので、
日持ちは1週間程度です。

そのため、1週間で食べきれない分は、
冷凍しておきます。

ジップロックにしその実が
重ならないように並べ冷凍します。

冷凍した後のしそのみは、
手で簡単に取れるので、
必要な分だけ使う事ができます。

しその実を塩漬けして、
5日経ったものです。

しその実の塩漬け5日目

熱湯にくぐらせているので、
色がくっきりと出ています。

しその実の塩漬けの食べ方は?

しその実の塩漬けの食べ方はシンプルに、

しその実の塩漬け

ご飯に乗せて食べる。

これが一番美味しいと思います。
しその香りと程よい塩気が最高!

しその実の塩漬けをおにぎりに使うと、
塩なしで美味しくいただけます。

あとはチャーハンに使ったり、
ラーメンに入れたり、
納豆に入れても美味しいですよ。

しその実の塩漬けは、
いろんな食べ方ができるので、
ぜひ作ってみて下さいね。



終わりに

今日はしその実の収穫時期は?
しその実の塩漬けの作り方は?
を紹介しました。

毎年、しその実の収穫時期を逃し、
気づいたときは、
しその実が硬くなっていました。

今年こそはと思い、
しその実の収穫時期を
しその実の状態で見分け、
無事に収穫する事ができました。

そして念願のしその実の塩漬けを作り、
毎日美味しく食べています。

しその実の収穫時期は、
花が終わってからと思っていましたが、
実際は花が少し残った状態でした。

確かに花が終わってからだと、
しその実は堅く、
食べてみると口に残りますもんね。

なので、しその実の収穫時期は、
上の方に花が1〜3個残っている状態が、
最適な収穫時期になります。

しその実の収穫時期は?
しその実の収穫方法は?

しその実の塩漬けの作り方は?
しその実の塩漬けの食べ方は?
と思った方は参考にしてみて下さいね。