もう少しすると白菜の漬物の季節。
母がいた頃は毎年楽しみにしていました。
母が亡くなってからは、
白菜の漬物を食べる機会がなくなりました。
でも、子供の頃から食べている白菜の漬物。
たまに無性に食べたくなる事があります。
以前、母が生きていた頃は、
白菜の漬物を習いながら
漬けた事があります。
去年は母に習ったレシピで、
白菜の漬物を漬けました。
食べてみると母と同じ味が出せたので、
今年も白菜の漬物を
漬けようと思っています。
白菜の漬物レシピ!母から習った昔ながらの漬け方
母から習った昔ながらの漬け方なので、
保存料など一切使用しません。
そのため保存期間は短めですが、
安心して食べる事ができます。
材料
- 白菜
- 昆布(10cm程度)
- 唐辛子2本
準備するもの
- 漬物おけ
- 落とし蓋
- 重石(5kg×2個)
- はかり(デジタルがおすすめ)
白菜の漬物の漬け方
- 白菜を8等分に割る
- 白菜を干す
- 白菜を計量する
- 塩を計量する
- 昆布、唐辛子を切る
- 白菜に塩を振りながらおけに漬ける
- 重石をのせ冷暗所で保管する
白菜の漬物の漬け方
1、白菜を8等分に割る
白菜の外葉を2枚程度剥ぎます。
剥いだ外葉は最後に使うので、
捨てずにとっておきます。
白菜を漬けやすいように
8等分に割っていきます。
白菜の割り方は、
下のリンクから読む事ができます。
白菜を切ると葉っぱがバラバラになってしまう!白菜の葉っぱがバラバラになると無駄になってしまいます。そこで白菜の葉っぱがバラバラにならないような切り方を紹介しています。
白菜を8等分に割ったら、
白菜の芯は取らずに
そのままにしておきます。
白菜の芯をとってしまうと、
扱いづらくなるので
絶対に取らないで下さい。
そして白菜は洗わずにそのまま漬け込みます。
白菜の漬物の漬け方
2、白菜を天日干しする
白菜を8等分に割ったら、
天日干しにします。
外に干すとゴミが入ったりするので、
家の中の日が当たる場所に
干すのがオススメです。
白菜を天日に干すのは、
白菜の甘みを引き出すためです。
天日に干す時間は1日です。
白菜の漬物の漬け方
3、白菜を計量する
次に白菜を計量します。
通常家には大きなはかりはないと思うので、
8等分した白菜を1個ずつ計ります。
そして合計すると白菜に重さになります。
白菜を計量するときは、
必ず天日干しの後に計量して下さい。
白菜の漬物の漬け方
4、塩を計量する
白菜の重さが分かったら、
塩を計量します。
塩は白菜の重量に対して4パーセントです。
白菜の漬物の漬け方
5、昆布と唐辛子を切る
昆布も唐辛子ものそのままだと使えないので
使いやすい大きさに切っておきます。
昆布と唐辛子はキッチンバサミを使うと
簡単に切る事ができます。
昆布と唐辛子はこのくらいの大きさに
切っておきます。
白菜の漬物の漬け方
6、白菜に塩を振りながらおけに漬ける
まずはおけに塩をこのくらい振ります。
塩を振るとこんな感じ。
計量した塩を全部使えば問題ないので、
適当で大丈夫です。
そして白菜に塩を振ります。
この時、白菜を振ってゴミを落とします。
白菜に塩を振るときは、
葉っぱを1枚1枚めくり、
株元に塩を多めに振ります。
白菜の株元は厚いので塩を多めに振り、
葉っぱの方は少なく振ります。
そして白菜に塩を振ったらおけに並べます。
白菜をおけに並べたら、
塩を振ります。
これを白菜があるだけ繰り返します。
白菜を全部漬けたらこんな感じになります。
そして最初に剥いだ
白菜の外葉を用意します。
この外葉を先ほど漬けた白菜の上に並べます。
白菜の外葉が蓋の役割をします。
白菜の漬物の漬け方
7、重石をのせ冷暗所に保管する
白菜の上に落とし蓋をおきます。
そしてこの上に重石を乗せます。
重石は5kgを2個乗せておきます。
そして冷暗所で保管します。
漬け込みから3日経ったら、
重石を1個外します。
最初は10kgで重石をかけ
3日経ったら重石は5kgに減らします。
10日すると白菜の漬物の出来上がりです。
白菜の漬物のおけからの上げ方
10日ほどしたら
白菜の漬物は出来上がります。
漬け上がったら重石を外し、
一番上の外葉をずらします。
そして1株ごとおけからあげます。
2人だと1株で十分なので、
1株だけあげたら、外葉を戻して、
重石を戻します。
保存料などは一切使っていないので、
早めに食べないと酸っぱくなるので、
10日を目安に食べるようにして下さい。
1、2日で食べ切る分だけ
おけからあげると、
美味しい白菜の漬物を食べる事ができます。
白菜の漬物は洗うのか?
ここで紹介した白菜の漬け方で
漬けた白菜の漬物は流水でよく洗います。
基本、白菜の外葉は泥などで汚れていますが
中の葉っぱは綺麗な状態です。
そのため白菜は外葉を外して
洗わずに漬けます。
塩を4パーセントで漬けているので、
そのまま食べると塩辛いので、
流水でよく洗って食べるようにします。
白菜の漬物のおすすめの食べ方
白菜の漬物のおすすめの食べ方は、
流水でよく洗ってから
食べやすい大きさに切ります。
そして醤油をかけて食べる。
これがシンプルですが
一番美味しい食べ方です。
ちょっと変わり種としては、
カレーと一緒に食べる。
福神漬けの代わりに
美味しくいただけますよ。
終わりに
今日は白菜の漬物レシピ!
母から教えてもらった昔ながらの漬け方!
を紹介しました。
母が生きていた頃は、
良く母が漬けた白菜の漬物を食べていました。
母の白菜の漬物は子供の頃からなので、
50数年になります。
3年前に母が他界してからは、
母の白菜の漬物は食べていませんでした。
でも、子供の頃からの味なので、
たまに無性に食べてくなる事がありました。
高菜漬けもそうですが、
白菜の漬物も子供の頃から手伝っていたので
それを思い出しながら去年漬けてみると、
母と同じ味でした。
これだよ、
これこれ!
と思いながら懐かしく食べていました。
せっかく母の味を再現できたので、
他の方にも母の白菜漬けを
味わっていただきたいと思い、
ブログに書いてみました。
母に教わった白菜の漬物は、
昔ながらの漬け方なので、
安心して食べる事ができます。
白菜の漬物のレシピは?
と思った方は参考にしてみて下さいね。